報恩講

浄土真宗を開かれた親鸞聖人の遺徳を偲び、 御恩に報いるために行われる法要です。

親鸞聖人の祥月命日である 11 月 28 日を中心として、本山、別院、寺院、御門徒の家でお勤めされます。

鶴来別院では毎年 10 月 28 日から 30 日に行われます。

大勢の僧侶が参加して、 親鸞聖人の御一生や遺徳が記された巻物を読み、親鸞聖人が作られた正信偈などの勤行をいたします。

なお、29 日の結願逮夜勤行(午後のお勤め)と 30 日の結願日中勤行(午前のお勤め)には、京都真宗本廟(東本願寺)

より鎰役(かぎやく)に御参修いただいてお勤めを行っております。

また、金沢教区の准堂衆会(お経の専門家)、潮音会(雅楽の専門家)、掛役会(内陣のお世話をする人)の方々に御

協力をいただいています。

※鎰役・・・本山御影堂の親鸞聖人御木像の扉の鍵を扱える人。本山には御門首・新門以外に鎰役は 4 名います。鍵役とも書きます。